パニック障害を克服するために必要な基礎知識

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Information
院長の小見山が、日本テレビ「世界一受けいたい授業」で日本では珍しい「振動アレルギーについて取材」を受けて紹介されました。

パニック障害を克服するための基礎知識

パニック障害とは

 パニック障害が病気として認められたのは最近のことですが、パニック障害の症状自体は何十年も昔から存在しており、発病確率が約百人に二、三人となかなかに高い割合を占めている。にも関わらず、社会的認知度が低めな病気のひとつです。


 厳密には、パニック障害は不安神経症という分類を受けていました。その後の調査によって適切ではないと判断され、1990年代にようやくパニック障害という固有の病気として扱われるようになりました。


 そのため昔からパニック障害の症状は誤診が多く、自律神経失調症や心臓神経症といった、全く別の病状と診断されることが多々ありました。現在でも特定が困難な病気で、精密検査などをしても異常なしとして処理されてしまいます。


 これは、現代医療が機械に頼りすぎているということの表れでもあるのです。自分のその症状は、決して単なる気のせいではないと気づくことが重要になってきます。病院や専門機関の言うことだけを鵜呑みにするのは危険なのです。


パニック障害の主な症状

パニック障害を予防対策するために知っておくべきこと

 パニック障害の主な症状ですが、頻脈・呼吸困難・めまいなどの発作が突発的に起こり、発作に対する恐怖や不安によって精神的問題にも発展してしまい、最終的にうつ病と同等クラスの症状になってしまうというやっかいなものです。


 この突発的という部分が不安神経症(慢性持続的全般性不安障害)と区別された点であり、パニック障害という病気の発見を遅らせる原因となったのです。


 何故なら、パニック障害の発作による症状は何の前触れもなく突然起こり、十分から長くても一時間程度で治まってしまうからです。救急車で運び込まれたが、症状が治まっており、検査もしたがこれといった治療や説明もなく帰された、などといった事例が数多く存在します。


予期不安

 そして最初は不意に起こる程度だったパニック障害の発作が、頻繁に起こるようになり自分はとてつもなく深刻な病気に罹っているのではないかと不安を覚え、発作に対する恐怖が次なる発作への原因となります。


 この発作の記憶による不安感を「予期不安」と呼び、この症状をもってパニック障害が発病していると認められるのです。


 予期不安は多少の期間持続しますが、いずれ必ずなくなります。症状に対して深刻に捉え過ぎたり、発作が来た時にどうすればいいのかと必死に悩んだりしてしまうと、余計に症状を悪化させる要因になってしまうので、なるべく症状に関するネガティブな感情持たずに、前向きに考えることが望ましいです。



広場恐怖症

 この予期不安が重篤化すると、発症時の経験・場所・状況に恐怖や苦手意識を持つようになり、その時と同じ状態になることを肉体的・精神的に忌避し、逃避行動をするようになります。


 この症状は「広場恐怖症」と呼称され、パニック障害を患っている方の行動範囲を縮小する原因とされています。これによって電車やバスなどの交通機関が使えなくなったり、人混みなどを闊歩することが出来なくなってしまいます。


 対人恐怖症を併発することもあり、コミュニケーション能力にも支障を来すことになります。これは発作が起きた時に人前で醜態を晒したり、他人に迷惑をかけることに対しての不安感や恐怖によるもので、他人と行動を共にすることが出来なくなり、最悪、外出まで不可能な状態になってしまいます。



 パニック障害は、このようなこともあってか、アメリカではうつ病以上に社会的障害度が高く設定された病気となっています。発病すると厄介な問題をはらむパニック障害ですが、難しい病気でも深刻な病気でもないということをお忘れなきようお願いします。


 なぜなら、パニック障害の症状によって死に至るということはほとんどないのです。まずは、死への恐怖や不安といったマイナス感情からの脱却をしましょう。


パニック障害の原因

何が原因でパニック障害になってしまうのか?

 パニック障害が発症する原因は主に、脳の機能障害による自律神経の乱れです。


 そもそもの機能障害はストレスによって引き起こされるとされていますが、まず、脳が発する危険信号が誤って流されてしまい、それによって神経伝達物質が放出されます。


 このとき放出されるのが、ノルアドレナリンと呼ばれる神経状態を活発化させるもので、心拍数の増加・血圧の上昇などにより集中を高め、意識をクリアにし感情を高ぶらせることで現在の状況判断を正確に行うことが可能になります。


 しかし、これが必要でもないのに過剰放出されてしまうと、突発的に脈拍が増える・息苦しくなる・多汗が起こるなど様々な症状をもたらし、不安や恐怖といった感情の抑えが利かなくなってしまいます。


 逆に、セロトニンという感情を抑制する神経伝達物質が不足している場合もあります。ノルアドレナリンによって高ぶった感情がセロトニンによって程よくセーブされ、メリハリもつけることが出来ます。


 依存症の回避や睡眠の質にも大きく関わっており、不足すればこういった問題が起こる原因となるのです。自律神経の乱れはあらゆるホルモンのバランスを崩し、体調を悪化させるそもそもの要因となります。


 パニック障害に関わらず、検査をしたのに異常がなく体調不良が持続するといった方の大半は、自律神経系に問題があるものと思われます。身体の病気ではないのですから、内科などで診察してもらっても異常を検知出来ないのです。


 先ほども述べましたが、パニック障害は深刻な病気ではありません。早期に発見・治療すれば治りやすいとされている病気です。仮に慢性化して解決に時間を要する状態になったとしても、決して諦めず治そうという意志をを持ち続けて下さい。後ろ向きな考えは何の解決も生み出しません。


パニック障害の克服法

パニック障害とストレスの関係について

 主にストレスが原因で脳に障害が起き、発症するパニック障害ですが、一番重要なのは現在の自身の状況を見つめ直すことです。特に、仕事に勤しんでいる方は年中ストレスを抱えているので、発症の確率が高いとされています。


 自分がどんなストレスを抱えているかはその方次第であり、原因の解決策を握っているのはやはり自分です。発症するまでにどんなことがあったか、何をしていたか振り替えることは大事なのです。


 精神的に問題が発生する病気なので、心療内科などの専門機関に行くことも必要になってきますが、結局問診などで発症以前のことを問われるので、そのことについてはある程度認識して置かねばなりません。


休養を取る

 しっかりとした休養を取ることが必須です。パニック障害を発症した方の身体は既にボロボロなはずです。これ以上の無理は、遠からずツケとなって身体に悪影響を及ぼすでしょう。その時が来てからでは手遅れだということを常々お忘れなきようお願いします。


 最優先項目が休養だということも必ず認識しておいて下さい。人によってはですが、症状の緩和に繋がるかもしれないからです。物理的な改善措置ですが、セロトニンの増加法として日光を浴びる・栄養の摂取・運動をするなどもあります。



食事(栄養素)

 セロトニンの原料(トリプトファン)は体内では生成できず、直接摂取のみで体内に補給することができます。具体的には、肉類・魚類・乳製品・大豆製品などに多く含まれています。日頃から摂取しておくと、人によっては効果が早期に出始めるでしょう。


 これは当てはまらない方も多いと思いますが、お酒・たばこ・カフェイン類を摂取しないことも、予防や改善の一環です。こういった依存性の高いものは、一時的にマイナスな気分を払拭してくれますが、中毒症状を起こしてしまい、結果的に成分が抜けた後、発作が起こりやすくなってしまいます。


 カフェインに関しては、摂取すると発作が起きやすくなるという報告が挙がっており、パニック障害を患っている方にはお勧めできないとのことです。もし、パニック障害を患っている方でこれらを頻繁に摂取している方がおられれば即刻やめるべきだと進言させていただきます。



運動

 そもそもセロトニンの伝達機能が衰えていたら何の意味もありません。発生させても神経に伝わらず、効果を発揮しないからです。そこで必要となってくるのが、本当に軽めの運動です。効果的なのはウォーキング・散歩です。時間は短くても問題ないので、体調が良い時に行うと良いでしょう。


 辛かったり体調が悪くなるようであれば、すぐにやめて休息に入りましょう。無理をしてストレスを溜めるようなことがあってはなりません。外で運動ができないのなら、室内でできる運動をしましょう。


 ヨガ・ストレッチ・ラジオ体操などが手軽にできるのでオススメです。



パニック障害の治療

 病院ですと薬物療法がメジャーになっていますが、それにも副作用や依存性などがあるため無闇やたらには使えません。服用期間が長ければ、それによって中断することもあります。精神療法という手もありますが、専門家も少なくそもそもの判断基準が難しいということがあります。どこが良くてどこが悪いところなのか判らない方が多いことでしょう。


パニック障害でお悩みの方は、横浜アーク整体院までお気軽にお問い合わせください。

 しかし横浜アーク整体院はそういったパニック障害の症状を数多く診てきた実績がございます。これを書いている間にも、パニック障害の患者様が何人もご来院なされました。


 横浜アーク整体院の院長である小見山も、昔パニック障害、自律神経失調症を患っておりましたが、努力の末、自身の手技、エクササイズを用いて無事に完治致しました。病状に対しての理解がある・それを治してきた実績があるというのが横浜アーク整体院の強みとなっております。


 病院で投薬などの療法を行っても、全く改善の兆しが見えず最後に訪れたのが横浜アーク整体院、といったことも珍しくはありません。そして大半の方がパニック障害の症状の改善に至ることが出来ました。


 しかしこの結果は横浜アーク整体院の力だけではなく、患者様の病気を乗り越えたいという強い思いと、その気持ちに見合う努力の賜物でもあるのです。治したいという、あなたのその気持ちが、健康に生きるためのその努力が、改善への第一歩となるのです。


 横浜アーク整体院ではこのように、「症状を改善したい、そのために諦めず頑張ろうという意志がある」といった強いご希望のある、あなたのお問い合わせをお待ちしております。


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