毎朝の日課で、眠気覚ましにコーヒーを飲む習慣のある方は多いかもしれません。 仕事や家事、勉強や部活の時のエネルギー補給としてエナジードリンクを飲む方も多いと思います。
コーヒーやエナジードリンクに、カフェインが含まれるいる事は一般的に知られていることです。 このカフェインの持つ作用が原因で、自律神経を乱し体調不良になるのは余り知られていないことです。
例えば、コーヒーを飲むと頭がスッキリして集中できる。眠気覚ましになる、 身体がシャキッとして疲れがとれたように感じてきびきび動ける。といった現象がおきます。
これはコーヒーに含まれるカフェインという成分が交感神経が刺激し、身体が「覚醒した状態」になるからです。
目覚めの習慣、集中したいときや、もうひと頑張りしたいときなどにはとても便利な様に感じるカフェインの作用ですが、 うつ病や自律神経失調症、パニック障害、起立性調節障害など自律神経の乱れからくる症状でお悩みの方には、この作用が症状を悪化させる原因になることがあるので、注意が必要です。
以下のような症状はカフェインによって交感神経(ストレスに対抗する神経)が過剰に働くことで起こる症状です。 自律神経が乱れている状態ではカフェインは身体にとってストレス(毒)となるのです。
動悸
震え
悪寒
血圧の上昇
呼吸が浅くなる
吐き気
耳鳴り
喰いしばり
身体の緊張
不安感
頭痛(痛みや刺激に敏感になる)
カフェインの効能には、覚醒作用があります。
通常、身体は活動してエネルギーを消耗すると、脳内で疲労を知らせる信号がでます。 疲労を感じるのですが、カフェインの覚醒作用がその信号を邪魔するので身体に疲労を感じにくくさせるのです。
「疲れ知らずで動ける。」ここに、カフェインの怖さがあります。
それは決して本当に疲れていない訳ではなく、疲れていても、そう感じさせないだけなのです。
自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。 交感神経は活動しているときに働き、エネルギーを使います。
睡眠や休息をとっているときに副交感神経が働くことで、エネルギーの補充や傷の修復を行います。
自律神経が乱れている状態ではこの二つのバランスが崩れている為、交感神経が働きすぎたり、副交感神経の働きが悪くエネルギーをちゃんとためられなかったり、しっかり回復が出来なかったりします。
このような状態でカフェインを摂ると、本当はエネルギーが少なく動けない状態であっても、さも動ける様に錯覚させます。 エネルギーを使い切って本当に動けなくなるまで、気付けなくさせるのです。
エネルギーを補充するのにも、身体はエネルギーを使います。 そのエネルギーさえそこをつき無くなってしまうと本当に身体が回復出来なくなってしまうのです。
では、実際どれくらいであれば摂取しても良いのでしょうか。
「一日、どれくらいならいいですか?」
「一杯だけならいいですか?」
「朝だけなら?」
「寝る前は控えますが、、、」
そうお仰られる方もいらっしゃいます。
しかし、例え少量であっても、自律神経を乱す原因になります。 そのたった一杯、ほんの少しが引き金となり症状が悪化することがあるからです。
私たち施術者は、患者さんに辛く苦しい症状から少しでも早く楽になってもらいたい。その一心で治療を行っています。
どうか、飲みたいものも飲めず我慢ばっかりだ!とネガティブに捉えすぎず、 自分の身体を根本から早くよくするために必要なことなのだと考えて、摂らないように心掛けましょう。
コーヒー
紅茶
煎茶(日本茶)
抹茶
チョコレート
絶対にあきらめてはいけません!
カフェインが含まれているものを、どうしても摂りたい場合は「カフェインレスのコーヒー」「紅茶」「麦茶」などにおきかえるのをお勧めします。
自律神経が乱れているときは、内臓の機能も低下しています。
横浜アーク整体院では、自律神経の乱れに加え、カフェインの摂取によって弱ってしまった内臓機能を高めます。 毒素を身体の外に排出出来るように調整を行ったり、交感神経の過剰な働きによって起こる症状に対して、身体や脳の緊張を緩めます。
身体が自ら回復できるエネルギーを産み出せるように身体を調整していきます。
カフェインによるその場しのぎの見せかけのエネルギーではなく、根本から身体を良くしていきましょう。
横浜アーク整体院では、自律神経を正常に導くメソッドが充実しております。あなたのためだけに準備した回復プログラムをご用意してお待ちしております。「ココロ」と「カラダ」のバランスが崩れて辛い症状でお困りの方は、今すぐご連絡ください。
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