顎関節症と精神ストレス

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顎関節症と精神ストレス

 顎の痛みや不調というと、顎関節症というイメージをもたれる方も多いのではないでしょうか。


 今回はあえて、顎関節症と一言では言いまとめません。 一見、顎とは無関係のようですが、実はものすごく関係の深い「顎と精神ストレス・自律神経症状」についてまとめてみます。


 自分は自律神経が乱れているが別に顎には特に問題は抱えていないはずだ。という方も、先入観を持たずにぜひ読んでみてください。


 あなたが抱えてている自律神経症状や精神ストレスによる症状は、意外にも顎が関係しているかもしれません。というお話です。


 まず冒頭にもあげた顎関節症がどういったものなのかを説明しておきます。


顎関節症とは

 顎関節症になると食べ物を噛む時に痛みや異常を感じるようになります。具体的には下記のような症状が現れます。 


  • 口を開けたり閉じたりする時にカックン・コッキンというような音がする。

  • 口が開けにくくなったり、口の開閉をスムーズに行うことができない。

  • 口が左右にうまく動かない・開けにくい・あごが外れることがある。

  • 歯には問題がないが、歯が痛い・歯茎が痛い・舌が痛い。


 顎関節は食べ物を食べる際や話す時においてさまざまな動きが出来るように複雑な作りになっています。 強い圧力に耐えられるよう関節円板に守られていて、関節円板は、骨と骨の間でクッションの役割をしています。 


 噛み合わせの異常や外傷などにより障害が起こると関節周辺で炎症が起きます。 関節のズレなどで慢性的な違和感や痛みを生じる場合があり、これを「顎関節症」といいます。 


 関節円板がずれている場合には、顎を動かすと引っかかるような音がします。 顎関節を構成する骨の変形によってこすれ合うような音がしたりします。 


 症状が悪化すると、口を開けようとしなくても顎関節や、頬・こめかみなどの顎を動かす筋肉が痛んだり、口が開かなくなったりします。 


 さらに顎だけの痛みにとどまらず、腕や指のしびれ・めまい・片頭痛・首や肩・背中の痛み・腰痛・肩凝りなどのほか、目・耳・鼻・歯・舌などに不快感や違和感を感じます。顎が関係してさまざまな自律神経症状を引き起こすのも特徴です。


顎関節症の原因

 従来、顎関節症の主な原因は噛み合わせの悪さだと考えられていました。


 しかし、近年の研究では、噛み合わせは原因の一つに過ぎず、実際には多くの原因が絡んでいることがわかってきました。


 その原因には、噛み合わせの悪さのほか、顎関節そのものがもともと弱いなどといった構造・骨格上の問題・ストレスや不安などからくる顎の筋肉の緊張・外傷などもあると考えられています。


 また、日常生活における習慣や癖なども大きく影響しています。頬づえや歯ぎしり・唇や頬の内側を噛む癖・食いしばり・片側の歯でばかり咀嚼する噛み方の癖・うつぶせ寝の習慣・猫背など、近年ではスマートフォンや携帯電話・パソコンの長時間に及ぶ操作なども原因の一つであることがわかっています。


 意識的になおすことができる習慣であったり、癖であれば、意識的に工夫して原因となるものを減らしていくことができます。


 ここで重要になってくるのが、気をつけてもやってしまう・意識せず無意識にやってしまう癖をどうやってなおしていけるのか。ということです。


なぜ食いしばるのか

 特に先程も上げた、顎関節症の大きな原因となっている「噛み締め・食いしばり・歯ぎしり」です。


 そもそも食いしばりなんて意識したこともなかったし、自分はしてないと思う。と思う方こそ要注意です。 知らず知らずに意外と顎って力むということを理解しましょう。


 顎だけで考えるのではなく、顎の緊張には首や目・呼吸も顎関節症と実はものすごく関係があります。


 首が緊張することによって顎を支える筋肉が緊張します。呼吸が浅くなれば、首が緊張し、結局は顎の緊張にもつながります。


 目が緊張することによって脳が緊張すれば首が緊張し、それが顎に影響してきます。 顎、と単品で考えるのではなく、身体のつながりを考えることが重要です。いかに顎が緊張が出やすい場所なんだということを理解しましょう。


 では、そもそも、なぜ、くいしばるのか。なぜ力みが出るのかを考えます。実はそこに、精神的ストレスが大きくかかわってくるのです。


  • 我慢が多い生活

  • イライラする

  • 言いたいことが言えない

  • 言いたくないことを言わなければならない

  • 悔しい、悲しい、 痛い、辛い

  • ストレスを発散できない


 さまざまな精神的ストレスによって身体に緊張が長時間続いたり、最近の生活でますます増えたパソコンやスマートフォンの長時間の使用・自粛生活やマスクを身につけての息苦しい生活は、身体にもストレスになります。


 いろいろな感情をなかなか表に出せない抑圧の続く生活は精神的に、ものすごくストレスを与えます。


 そういった「身体的ストレス」や「精神的ストレス」が原因となり、就寝時に知らず知らずに食いしばりや歯ぎしりをすることによって睡眠の質が低下します。


 不眠や、悪夢・途中で何度も目がさめる・寝ても疲れが取れない・朝起きられない・朝起きると頭痛する・吐き気がする・めまいがするなど、本来であれば睡眠で回復するべき身体や心が回復できなくなることで、自律神経が乱れ、様々な症状を引き起こすのです。


 原因の食いしばりとひとことでいっても、その食いしばりにも根本的な要因はたくさんあるのです。


理由と原因も人それぞれ

顎関節症でお悩みの方は、横浜アーク整体院までお気軽にお問い合わせください。


 横浜アーク整体院では、独自の特別な検査法があるのが特徴です。


 1つの症状に対していろいろな面から原因を探します。 いろいろ原因が重なって、限界を超えた状態が症状を呼び起こすからです。


 ただ、気をつけていればいいというだけで防げるものなのであれば、そんなに苦労しません。 なかなか無意識にやっている癖や意識的に頑張ってもなかなかできないのには、それだけの理由があるはずです。


 根本にある原因をさがし出し、一つ一つ時間をかけ丁寧に向き合い、患者さん一人一人が痛みや悩み、苦しみから一日も早く抜け出せるよう私たちも日々努力しています。


 長い道のりですが一緒に進んで行きましょう。


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