広場恐怖症の特徴や自律神経との関わりについて

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広場恐怖症

 広場恐怖症というものは、いつもは乗れていたはずの電車やバスといった「公共交通機関」「外出先の人混み」「初めて行く土地(旅行)」といった場面に直面すると引き起こされる不安神経障害の一つです。


 過度な恐怖感や焦燥感を感じて逃げたくなったり、行動や場所を避けてしまうといった事が起こるのが特徴です。

 広い場所や物に囲まれた店内や人混みの中や列に並んでいる時の薄暗くじっとしていなければならない劇場や映画館などで、「回避する対象が2つ以上」「6カ月以上経っても改善が見られない」といった場合は広場恐怖症を疑います。


 例えば電車の中で体調を崩してしまうと「また電車に乗ったら体調を崩すかもしれない」「周囲に迷惑を掛けてしまうかもしれない」と不安になります。


 近くにトイレが無かったり、すぐに降りられない空間が怖くなることがトラウマになって電車に乗ることを避けてしまうようになります。仕事は近所で買い物は通販というように、電車に乗らなくてもいいように避けていると外出自体困難になってきてしまいます。


 その結果、引きこもってしまう方や悪化してしまうとうつ病やパニック障害になる場合もあります。広場恐怖症は、パニック障害の方と同様に激しい恐怖感や焦燥感を感じます。心臓がバクバクして動悸がしたり、息苦しさや手足の震えといった自律神経症状が見られ過呼吸になる方もいます。


広場恐怖症の原因

強いストレスが自律神経に影響を

 広場恐怖症の原因は、物事を否定的に考えてしまうマイナス思考の性格や過去のトラウマといった強いストレスが挙げられます。


 例えば「いじめを受けていた」「周囲に否定されて育った」「人間関係のトラブルがあった」といったストレスです。


 その強いストレスを発散できずに抱えていると、自律神経が乱れて体にエネルギーが行き渡らず精神症状も出易くなります。


 広場恐怖が起こる原因には自律神経失調症も関わっています。頭蓋骨や背骨といった全身の体の歪みに加えて様々なストレスや生活習慣から自律神経が乱れると、体を修復してくれる副交感神経よりも体を活発に動かす交感神経が優位になり常にエネルギーを消費している状態になります。


 休んでる間も交感神経が優位になっていては身体がエネルギーを補給できないため、エネルギーが切れてくると様々な症状を引き起こします。そこにストレスが更に加わり放っておくと精神症状も出るようになり、広場恐怖につながります。


 スマートフォンやゲームやパソコンなどのブルーライトや、見ているときの姿勢も視床下部に影響を与えます。マイナスな情景が残りやすく、マイナス思考になり易い傾向があります。


広場恐怖症の対処法

 現在は子供から大人までスマートフォンなどを使う方が増え、広場恐怖症も誰にでも起こりうる病気といえます。体の修復が出来るように就寝前の2時間前にはブルーライトを避ける事と、猫背やストレートネックにならないように気を付けることが重要です。


 ストレートネックや猫背のため姿勢が悪くなると呼吸が浅くなってしまい、酸素と二酸化炭素のバランスが崩れて症状が出やすくなってしまいます。このような時は腹式呼吸が有効です。


 広場恐怖症になると、どうして今まで出来ていたことが出来なくなるのだろうと悩まれると思います。なかなか良くならないと、もう治らないのかもしれないと希望が無くなり行動を自ら制限してしまったりうつ病になってしまう方もいます。


 経験談となりますが、私もパニック障害で広場恐怖を味わった事があります。当時は暗くて長いトンネルを歩いても歩いても出られないような感覚になり、仕事も妊娠も交友関係も全てを諦めていたことがありました。


 薬を飲んでいても量が減らず、断薬が出来ずに悩まれている方もいます。仕事や学校に支障を来している方、女性であれば妊娠を考えている方などはとても不安に思われることでしょう。ですが、広場恐怖症は原因と対策を知ることが出来れば決して怖い病気ではありません。


 人は少なからず、それぞれ苦手なことだったり怖い場所があります。


 高所恐怖症であったり、ジェットコースターやお化け屋敷が苦手…という方に怖がっている所に無理やり立たせるとどうでしょうか?誰でも心臓がバクバクしてしまいますよね。


 恐怖心や苦手な場所があることは、人間として当たり前のことなのだそうです。そのため、どうして私だけみんなと同じことが出来ないのだろうと悲観的にならなくても大丈夫です。


自律神経が乱れてしまったら

絶対にあきらめてはいけません!

自律神経の乱れでお悩みの方は、横浜アーク整体院までお気軽にお問い合わせください。

 自律神経のバランスが乱れて精神的に追い込まれてしまう病気でもあるので、体の内側から焦らずゆっくり治療していくことがとても大切です。


 精神的な症状の他に「呼吸がうまく出来ない(呼吸が浅い)」「頭痛や腹痛」「目がかすんだり手足が震える」「疲れやすい」といった、様々な不定愁訴が表れる場合もあります。


 これは働く神経が活発になり、体を修復する神経が弱まっているために起こってくる症状となります。体にエネルギーが運ばれずに現れる体からのSOSのようなものです。


 横浜アーク整体院では、自律神経の専門家とカウンセラーが症状の程度にあった独自の改善プログラムで心と身体の回復をサポートしています。


 体からのSOSをそのままにせず、今は休む時なのだとゆっくり治療と向き合えば「自律神経の乱れ」は必ず治ります。諦める必要はありません。


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