なぜ、女性はうつ病や自律神経失調症・パニック障害になりやすいのか?

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院長の小見山が、日本テレビ「世界一受けいたい授業」で日本では珍しい「振動アレルギーについて取材」を受けて紹介されました。

女性にうつ病や自律神経失調症が多い理由

なぜ、女性は男性よりうつ病や自律神経失調症・パニック障害になりやすいのか?

 女性が自律神経のバランスを乱しやすいのは、複雑かつデリケートな性ホルモンのリズムが関係しているからです。うつ病や自律神経失調症・パニック障害は、圧倒的に女性に多く見られます。これは、自律神経の働きと女性特有のホルモンとの間に密接な関係があるからです。


 そもそも自律神経の中枢にある脳の視床下部(ししょうかぶ)には、ホルモンの中枢があります。これは、男性も女性も変わりません。しかし、思春期に女性ホルモンの分泌が高まると、それ以降は初老期まで比較的安定している男性に比べ、女性のほうが複雑でデリケートといえます。


 初潮を迎え、その後は毎月の生理、出産、授乳、閉経と、ホルモンのリズムの変化が自律神経の働きに影響を与えます。特に、女性ホルモンの分泌が不規則な思春期や低下する更年期は、「からだ」も「こころ」も不安定になるため、自律神経症状を訴える女性が多いです。


女性のからだのリズムと、ホルモンの変化

 女性のからだは、妊娠・出産にそなえて一定のサイクルでホルモンの分泌を繰り返します。その仕組みは非常にデリケートで、初潮から閉経まで数十年もの間、およそ28日サイクルで何度も繰り返し行われます。それらをコントロールしているのは、自律神経の中枢とも呼ばれる脳の視床下部です。


月経のおこるおもな流れ

  1. 視床下部より指令

  2. 脳下垂体から卵胞刺激ホルモンを分泌

  3. 卵巣内にある卵胞が成熟

  4. 卵胞からエストロゲン(卵胞ホルモン)を分泌(子宮内膜を増殖)

  5. 下垂体から黄体形成ホルモンを分泌

  6. 排卵

  7. プロゲステロン(黄体ホルモンを分泌、さらに子宮内膜を厚あつくする)

  8. 着床がないとプロゲステロンの分泌

  9. 子宮内膜の組織がはがれ落ちる

  10. 月経として体外に流れる


 女性ホルモンのリズムが複雑だからといって、すべての女性がうつ病や自律神経失調症になるわけではありません。また、女性が男性よりストレスに弱いとは言いきれません。それなのにうつ病や自律神経失調症・パニック障害が女性に多いということは、どこかに引き金の要素が隠れているといえるでしょう。


 働く女性や自立する女性が増えてきましたが、仕事に関するストレスも急増しています。また、妊娠、出産、子育て、介護、など心を悩ませる問題はあとを絶ちません。こうしたストレスを上手に発散できない人は自律神経のバランスを乱しやすいということです。


 特に女性は、人間関係から来るストレスに敏感だったり、言葉でのコミュ二ケーションを重視する傾向があります。家族あるいは周囲との会話不足が大きなストレスの原因にもなります。


自律神経の乱れでおこる「女性特有の症状」とは

これからご紹介する症状は、自律神経の乱れでおこります。


「月経前症候群」(PMS)

 月経前に体調や気分がすぐれなくなることはよくあることですが、それが強い場合には、「月経前症候群」(PMS)と呼ばれています。「月経前症候群」(PMS)の主な症状は、気分の落ち込み、イライラ感、不安感、無気力、疲労感、不眠、のぼせ、めまい、頭痛、肩こり、腰痛、下腹部痛など自律神経症状が出ます。


 これらが月経前数日から1週間前ぐらいにはじまり、月経直前にピークとなり、月経開始とともにおさまります。月経前症候群は女性、の20~50%に見られるともいわれてます。月経前症候群の症状がさらにひどくなり、月経周期ごとに決まって強い精神症状を起こし、それが1年以上も続くような場合は「月経前不快気分障害」(PMDD)と診断されることがあります。


 「月経前不快気分障害」(PMDD)症状の特徴は、憂うつ感、絶望感、罪悪感、怒り、対人葛籐などがあります。「月経前不快気分障害」(PMDD)になる原因は、自律神経が乱れ、女性ホルモンの分泌減少、下垂体ホルモンや卵巣ホルモン、エストロゲンの急激な変動でおこると考えております。


マタニティ・ブルー

 出産後の女性に見られる、比較的軽いうつ状態です。「ベイビー・ブルー」ともいいます。産後2~10日目ごろに発症しますが、たいていは一過性のもので、それほど重症にならずに、1~2週間程度で落ち着きます。マタニティ・ブルーの症状としては、次のようなものがあります。


 軽い落ち込み、涙もろい、疲労感、不安感、不眠、集中力の低下などマタニティ・ブルーの原因は、妊娠中に増加していた女性ホルモンが、出産によって急激に低下するため、そのバランスのくずれが原因です。マタニティ・ブルーは、症状が軽いので、単なる産後の疲れと思い、発見が遅れがちになるので、注意が必要です。放置すると、重症化する傾向にあります。


産後うつ病

 産後のマタニティ・ブルーよりも症状がより強く、また長引く場合には、産後うつ病が疑われます。産後うつ病は、大体産後2~5週ぐらいに起こるもので、特徴的な症状としては、不安感やイライラ感が強い、憂うつ感、不眠、育児に対する自信をなくす、育児に無関心などがあります。


 産後うつ病は、マタニティー・ブルーとは違って、放置すると治るのに長い時間がかかります。ときにはこの産後うつ病が原因となって、子どもを虐待するといったケースもあり早期治療が必要になります。


「閉経期うつ病」と「閉経後うつ病」

 加齢による卵巣機能の低下によって、女性ホルモンの分泌が減少しはじめ、閉経を迎える45歳から55歳の時期の女性ホルモンのバランスの乱れから、「更年期障害」といわれるさまざまな自律神経症状ががでてきます。


 この時期には、体調面だけでなく、子どもの自立、老いへの不安、近親者の介護や死といった問題もあり、環境面でも多くのストレスを受けやすい時期です。このような女性ホルモンの変化と環境の変化、それに本人の性格的な要因などがかかわって、重症化するとうつ病を発症する方が多くいらしゃいます。


 「閉経期うつ病」と「閉経後うつ病」の主な症状は、不眠、鬱気分、イライラ感、のぼせ、ほてり、発汗、頭痛、めまい、疲労感、倦怠感、肩こり、動悸などです。 これらの症状も自律神経の乱れることでおこります。


うつ病・自律神経失調症でお悩みの方は、横浜アーク整体院までお気軽にお問い合わせください。


 これらの女性特有のうつ症状は、女性ホルモンが乱れることで症状が現われます。女性ホルモンと深く関係しているため自律神経の調節をすることでホルモンのバランスが良くなり辛い症状が改善されると横浜アーク整体院では、考えております。


 横浜アーク整体院の「自律神経バランス療法」を受けていただくことで女性特有の辛いうつ症状が根本改善されます。うつ病や自律神経失調症・パニック障害でお困りの方は、お気軽にご相談ください。


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