強迫神経症と自律神経の関係について知りましょう
強迫神経症(強迫性障害)があると自律神経が乱れ交感神経が過剰に働いてしまいます。 それが続くことで自律神経失調症の状態になり、「睡眠障害」「めまい」「耳鳴り」「食欲不振」「動悸」「息切れ」などの症状が起きやすくなります。
まずは、強迫神経症(強迫性障害)も自律神経を整えることが必要ですが、ここでは、横浜アーク整体院の治療法と強迫神経症(強迫性障害)について一般的な知識をお伝えいたします。
迫神経症(強迫性障害)を治すために知っておくべきこと
強迫神経症は、強迫性障害ともいわれ、異常な不安がもとになって起こる精神疾患です。自分の意志に反して不安や不快な事が、頭に浮かんできて、抑えようとしても抑えられない強迫観念(きょうはくかんねん)または、そのような考えを打ち消そうとして、無意味な強迫行為(きょうはくこうい)を行為を繰り返す症状を強迫症状といいます。
自分でも、「ばかばかしい」不合理だとわかっているけど、やめられなくなり不安という情緒から一度支配されてしまうと抜けだすことができず、仕方のないことばかりに思考をめぐらせてしまいます。不安が基礎になっている病気なので不安障害に分類され強迫性障害と呼ばれています。
いくら手を洗っても汚れが落ちないのではないかと感じる
玄関に鍵をかけたか、何度も執拗に確認に戻る
運転中、人を轢いてしまったのではないかと何度も車の下を確認する
自分の目を自分で刺してしまうのではないかと思う
汚れや細菌汚染の恐怖から過剰に手洗い、入浴、洗濯をくりかえすドアノブや手すりなど不潔だと感じるものを恐れて、さわれない。
誰かに危害を加えたかもしれないという不安がこころを離れず、新聞やテレビに事件・事故として出ていないか確認したり、警察や周囲の人に確認する。
戸締まり、ガス栓、電気器具のスイッチを過剰に確認する(何度も確認する、じっと見張る、指差し確認する、手でさわって確認するなど)。
自分の決めた手順でものごとを行なわないと、恐ろしいことが起きるという不安から、どんなときも同じ方法で仕事や家事をしなくてはならない。
不吉な数字・幸運な数字に、縁起をかつぐというレベルを超えてこだわる。
物の配置に一定のこだわりがあり、必ずそうなっていないと不安になってしまう。
改善のカギは自律神経にあり
人間の体は「自律神経」と呼ばれる神経によってコントロールされています。自律神経は二つの構成要素を持っています。一つは、交感神経、もう一つは副交感神経です。交感神経は興奮状態や緊張状態の時に働き、副交感神経はリラックスした時に働きます。
この両者が互いに役割を果たしているため、大きな力が必要な時に心拍数を上げて全身に酸素を送り出せる状態を作り出したり、逆に、体を休めなければいけない時に心臓の機能を抑制したりします。
このバランスが狂えば、何も力を必要としていないときに、心臓が無駄にドキドキする、などの状況が起こります。そんな状態が続いていれば、心臓は常日頃から全力疾走させられているような状況になり、大きな負荷がかかることになります。
様々なストレスが大きくかかっている時には、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり、身体の各所に負担をかけることになります。こうした状況では強迫性障害も悪化するかもしれませんし、また、強迫性障害の患者さんでは睡眠のリズムが崩れることによって、自律神経の働きを悪くしてしまう方が多いようです。
強迫神経症(強迫性障害)はどのように起こるものなのか
強迫神経症の原因は、自律神経が深く関係しているセロトニンやドーパミンという神経伝達物質の調節障害と考えられています。また、脳の機能障害では前頭葉、大脳基底核という活動性の異常も原因として指摘されています。
強迫神経症(強迫性障害)の不安症状は、自律神経の乱れからも起こります。主に交感神経の緊張状態による、筋肉や筋膜の緊張で、身体に歪みが起こる為、体に余裕がなくなってきて不安が増大する傾向があります。
副交感神経の働きが低下しているために、交感神経の緊張が持続してしまうのが特徴です。横浜アーク整体院では、自律神経の乱れを改善する独自の整体法を行っております。
また、整体療法と心理カウセリングを組み合わせることによって、より効果的に交感神経の働きを抑えていきます。体をリラックスさせることが目的です。
もしあなたが自律神経の乱れによる強迫性障害でお悩みで、西洋医学の治療と並行して東洋医学を試したいのであれば、一度ご相談ください。心身のストレスを解放することで回復を目指しましょう。
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