癲癇の原因と自律神経の関係。その治療法について

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院長の小見山が、日本テレビ「世界一受けいたい授業」のインタビュー(取材)を受けて紹介されました。

てんかんと自律神経

自動車事故でもよく聞かれる「てんかん」

 「てんかん」というのは誰でも聞いたことのある病気だと思います。約百人に一人が発症すると言われていて、特に自動車事故などによる死亡事故で問題に取り上げられることが多いのではないでしょうか。


 この病気を患っていると自動車免許証が取れない場合があるというのですから、車が必要な方々にとっては大問題です。


 そして、「てんかん」を患っていることを言わずに黙っており、状況によっては死に至ってしまう、その代表例が自動車事故です。運転中に気を失ってそのまま…というのがニュースで度々報じられています。


てんかんとは?

「てんかん」とは、どのような病気なのか

 そもそも、てんかんは最初から名称が統一されておらず、対する考え方も様々でした。


 なぜなら、この病気は三千年以上前から存在し何が原因で発病するのかも解らず、多くの人々が独自の解釈を持っていたからなのです。地域によっては遺伝性の病気だとしていたり、時代によっては超自然的な力によって引き起こされる、神聖病などという意味不明なものにしていたりなど、かなり迷走していたこともありました。


 しかし、紀元前の古代ギリシアに存在したヒポクラテスという医者が、てんかんは脳の病気だと断定したことから、「てんか」んへの解釈が徐々にですが変化していきました。


 ですが、紀元前から十九世紀まで時代が進み、医学的進歩を遂げても本質的な部分は謎のままでした。ところが1873年にイギリスの神経医である、ジャクソン医師によって、てんかんは大脳神経細胞の過剰な電気信号によって発作が引き起こされている、という学説が提唱されたことにより話が進み始めます。


 これが現代医学のてんかんの発生原因となる考えの雛形となりました。


てんかんの仕組みと原因

てんかんが起こるメカニズムと発生原因についえ

 ここで、てんかんの発作が起こる原因についてですが、人間は体中に存在する様々な神経の電気信号の伝達によって、行動や思考を行っています。


 五感という外部情報を受け取る装置があり、その中の神経が情報を伝達し、脳がその情報を処理するといった流れになっています。これとは反対に、脳から命令が出され、その命令が神経を介して伝達されることにより、我々は自らの意志で動くことが出来るのです。


 そして自律神経によって無意識下で行われる、心臓の拍動・消火・排泄・体温調節なども電気信号の伝達によって行われています。そんな電気信号が何かしらの原因で過剰に放出され、脳(特に大脳)がその情報を制御・処理出来ず、電気信号が発生した部分の機能に狂いが生じてしまい、命令や処理が的確に行われなくなってしまい、身体の動きに異常が見られるようになります。


 電気信号の量・発生部位によって症状の重さや種類などが変わり、ものによってはてんかんだと気づかれない場合もあり、誤診を招きやすい病気と言えます。


 発病する原因は様々で、特定するのが難しいとされていますが一般的に、脳への外傷・脳の障害・先天的奇形・脳梗塞・アルツハイマーなど、多様に存在しこういった、原因が検査などで特定できるものは、症候性と呼称されています。


 検査などをしても原因がまったく発見できないものは、突発性とされ、遺伝的に発病しやすい傾向にあるとされていますが、はっきりしておらず、今日も医者や患者を悩ませています。


てんかんと自律神経の関係

自律神経の乱れによる「てんかん発作」

 てんかんの発作は、自律神経(交感神経と副交感神経)の乱れによって生じる場合が多くあります。


 身体の活動状態を促進させる交感神経のはたらきによって、朝から夕方まで自身の身体を酷使することが出来、夕方以降に活発化する副交感神経により新陳代謝が行われ、翌日も元気に活動することが可能なのです。


 しかしこれらが、睡眠不足や過労・栄養の偏りなど多岐にわたるストレスにより、その機能を低下させられる場合があります。そうなると脳の電気的活動にも影響が表れ始め、てんかん発作を誘発させる因子となっていきます。


 さらに、てんかんは自律神経失調症と誤診・併発することがあり、発作に対する対処も同一の箇所が多く存在するので、どちらにも問題が起こるようなことはしないに限ると言えます。


 一例を挙げるなら、カフェインやアルコールの多量摂取・夜遅くまでのスマートフォン、タブレット、テレビの使用などです。これらは交感神経を強制的に優位の状態に移行させ、副交感神経の活動を鈍らせます。


 すると新陳代謝の発生が悪くなり、身体の修復や免疫の生成が遅くなってきてしまいます。ようするに、体調不良になり易くなったり、病気に罹りやすくなってしまうのです。


てんかん発作の種類

 てんかんの発作は大まかにですが二種類に分けられています。
それは、「部分発作」と「全般発作」です。


部分発作

 まず部分発作は、発作が起こっても意識を保つことが出来ます。症状としては、身体の一部が勝手に動く・無意識に声が出る・耳鳴り・吐き気・突発的に不安や恐怖を感じる・言葉がでなくなるなど、多種多様に存在します。


 部分発作の一種で複雑部分発作というのがあります。こちらは発作中にだんだんと意識がなくなっており、その状態で動いたり、何かを凝視したりなどの行動を起こします。


 この後に身体の痙攣が起きるようになると、二次性全般化発作という部分発作のよって、全般発作が引き起こされる状態になります。



全般発作

 続いて全般発作ですが、こちらは意識がなくなっている場合がほとんどで、約数秒から数十秒程度意識を失ってしまいます。症状によってはガクガクと大きく痙攣したり、呼吸が止まり身体が硬直したり、長時間痙攣が治まらなかったり、地面に倒れこむように気を失うなど人により様々です。


 意識を失うため状況によっては死に直結しますので、こちらは病院で薬をもらったり、お風呂などで気を失わないようにするなどの対策が必須です。


 他にもてんかんではないがそれによく似た症状の病気があります。一例として「失神」「過呼吸」「熱性けいれん」「転換性障害」「睡眠障害」「自律神経失調症」などです。


 これらは「てんかん」とは原因が根本的に違いながらも、類似する症状を発症します。実際これらとてんかんを誤診することが多く、誤った治療をしてしまうことがしばしばあります。



てんかんを治療するうえの注意点と対策

 日常生活において、てんかんと向き合う場合に大切なのが生活リズムです。人間の本来あるべき生活習慣を送っていないと、身体に大きく負荷をかけることとなります。


睡眠

 てんかんを治療するうえで、特に重要なのが睡眠です。


 キチンと朝に起きて夜に眠る、というサイクルが築けていないとそれだけで身体は不調になっていきます。当然、発作も回数や症状が増え、今まで以上に悪化し様々な症状を併発する可能性が高まります。ストレスも脳の働きを低下させることから、たまりきる前に発散させなければなりません。


 ストレスの供給源を断つことは出来なくとも、それを一時的に無くす術くらいは見つけましょう。ちなみに、そういった時はストレスの原因などは意識してはなりません。目いっぱいそういったことは忘れて楽しんで下さい。でなければ解消の効果が下がります。



睡眠

 運動をする際は注意しなければなりません。一番は水泳です。泳いでいるときに発作が起こってしまうと、どうしようもありません。必ず同行者連れて何かあったときに助けて貰える様にしましょう。


 続いて自転車です。こちらも非常に危険で自他ともに死の可能性が存在します。こちらは止めたほうが良いというのが正直なところです。


 運動はてんかんが有ろうと無かろうと、健康維持には不可欠なものですが、あまり激しい運動や刺激の強い環境下で行うと発作が起こってしまう可能性がありますので、あくまで適度なレベルを意識して行って下さい。


 適度な緊張感は発作を抑制する働きがあるとされていると同時に、緊張が解けた時に発作が起こりやすいとも言われているので、この辺りは注意していかなければなりません。


 特に入浴中は気が休まっており、発作が出る確率が比較的高いとされています。湯船に浸かるときなどは、水の量を考えたり栓をすぐに抜けるようになど、多少でもいいので発作時に素早く行動を起こせるような工夫を心がけましょう。



性格的特徴

 性格的特徴というのは、何かしらの病気を発症すると表れやすいと言われていますが、てんかんについては議論が勃発しています。元々は、内向的・几帳面といった性格の方々が共通して発症しやすいとされていましたが、てんかんの種類や処方される薬の違いや生活環境などに差異があるにも関わらず、性格だけは一致しているというのはあり得ないとされる考え方が増えてきたからです。


 これについては未だ議論の余地があり、当面はどちらかが確定するということはないと思われますが、一つだけ言えることがあります。それは基本的にマイナスな考えや感情は、健康に関してのメリットになり得ることがないということです。


 物事をマイナスに捉えると、不安や恐怖などの負の感情が表れそれがストレスとなります。それが続いた結果、ストレスが溜まり過ぎて自律神経に乱れを起こし体調不良の要因になります。精神的なものが肉体に影響を与えるのです。


 こういったストレスから身を守るには、ポジティブな方が良いのです。物事をなるべくでいいので、前向きに捉えられる様になりましょう。



てんかんでお悩みの方は、横浜アーク整体院までお気軽にお問い合わせください。

 「てんかん」は未だに完璧な治療法が確立されておらず、とりあえず投薬によって事態の収拾を図ろうとしますが、それだけで治すのは正直難しいところです。


 精神療法とセットで行っているという場合もありますがそれでも全く効果が無いことすらあります。横浜アーク整体院では、投薬の代わりに手技を使用しております。


 さらに横浜アーク整体院は自律神経など神経や臓器について専門的知識を有しております。「てんかん」の症状でいらした患者様も何人もおられますし、てんかんと診断されても別の症状だった、といったことも珍しくなくその場合は、比較的高確率で改善することが出来ます。


 もしこのような症状でお悩みの方がおられれば、まずは無料相談をご利用ください。横浜アーク整体院は、症状の改善を強く希望される患者様を親身にサポートすることをお約束します。


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