産後の骨盤のやがみを放置しておくと大変なことに
腰が痛くて辛い…。膝が痛くて歩けない…。恥骨が痛い…。中には首の痛みや頭痛に悩まされている方もいらっしゃいます。出産後、めでたくママとなると同時に、息をつく暇も無いほど忙しい日々が始まります。授乳やおむつ替え・寝かしつけ・抱っこをしながら家事をこなす毎日。
上のお子さんが小さい場合は赤ちゃん返りをすることも。「抱っこして!遊んで!」と甘えてくることも多いでしょう。このように忙しい日々を送っていると、腰の関節や筋肉・靭帯などを壊しやすくなります。無理をすると本格的な「運動系の病気」に移行してしまいますので注意しなければいけません。さらに体に負担をかけ続けていると突然、不眠・めまい・耳鳴り・息苦しい・動悸など自律神経失調症になる可能性が高まります。
体のトラブルをやわらげるために何をするべきか
女性にとって妊娠~出産~産後は体への負担がとても大きい時期。若さと体力で乗り切てしまおう、というのは昔の話でしょう。仕事もこなし、高齢出産をする女性も増えています。無理をすると出産後はもちろん、更年期以降に股関節症や変形性膝関節症など体のトラブルとなってあらわれやすくなります。そうならないためには日ごろから体操やストレッチをおこない、出産に耐えられる体をつくっておくことが大事です。
筋肉・筋膜による「SOS」を見逃さないようにするには!
痛みは体の「SOS」(危険信号)です。この筋肉や筋膜が硬く、疲労してくると関節を保護する機能をはたせなくなります。関節は2つの骨のつなぎ目とつなぎ目、つまり連結部分です。筋肉や筋膜の疲労を放置したまま関節を使い続けていると、不自然な力・重みが関節にかかり関節を保護する軟骨がすり減ってきます。
さらに酷使すると軟骨が削れて炎症が起こり、関節炎という形になってあらわれます。股関節など外れやすい部分では脱臼が起こることも。関節に炎症が起こると痛みで動かせなくなり、夜も眠れず、育児どころではありません。
つまり関節の痛みは「これ以上、私たちを酷使したら関節が動かせなくなるよ」という体の「SOS」であり、防御反応なのです。そしてこの筋肉や筋膜疲労による痛みというのは女性に圧倒的に多いのです。整体で筋肉・筋膜を調整すると良くなるという理論があてはるのです。
思春期から分泌されているリラキシンとは
そもそも女性の体は、男性に比べて筋肉がつきにくい性質があります。思春期を振り返ってみると、初潮を迎えた後から、徐々にまるみを帯びた脂肪の多い女性的な体つきになります。これは女性ホルモンの働きであり、まさに適齢期に出産するための体の準備段階でもあります。
実は妊娠期に分泌することで知られるリラキシンは実は月経にともなって毎月、分泌されているのです。関節と靭帯を弛緩させるこのホルモンによって筋肉が疲労しやすく、低下しやすい。一方、何もしなくても脂肪がつきやすようになっています。
昔の女性は普段の生活で、自然に筋肉をキープできていたのです。ところがそうした機会のない現代女性は、気づかないうちに筋肉が低下、疲労し、その状態で妊娠・出産を迎えます。このために痛みなどのトラブルが起こりやすくなっているのです。
ゆがんだ関節や靭帯を支えるのは筋肉や筋膜
妊娠すると女性ホルモンの一種である「リラキシン」というホルモンが分泌されます。このリラキシンは骨盤を中心とした部分の関節や靭帯をゆるめる働きがあります。では、なぜリラキシンが出てくるのでしょうか。出産時には約2500g~3500gの赤ちゃんが狭い骨盤を通って出てきます。その出産をよりスムーズにするために、特に骨盤の「恥骨結合」と「仙腸関節」という部分をゆるめているのがこのリラキシンなのです。
このリラキシンは骨盤だけではなく、全身の関節や靭帯にも大なり小なり関与しているといわれています。そして、このリラキシンが妊婦時に起こる体の痛みの大きな引き金となっているのです。私たちの体にある骨や関節を支えているのは筋肉や靭帯です。靭帯というのは骨と骨を結びつけている結合組織で、コラーゲン繊維を密に含んでいる硬い組織です。
リラキシンの影響で骨盤や靭帯がゆるんだときに、これを支えるのは筋肉や筋膜です。仮に支えがなければ、骨盤はグラグラになって出産後には歩けなくなってしまうでしょう。筋肉や筋膜がよい状態であれば関節のゆるみに体が耐えられるのです。
はやめのケアで大きなトラブルを防ぎましょう
出産後のからだの変化で大きなもののひとつが「骨盤」です。出産時、骨盤は産道を確保するために大幅に開き、そのときに骨盤と脚の骨(大腿骨)をつなぐ靭帯もやわらかくなっています。妊娠すると女性ホルモンの一種である「リラキシン」というホルモンが分泌されます。このリラキシンは骨盤を中心とした部分の関節や靭帯をゆるめる働きがあります。産後も数ヶ月は関節や靭帯はやわらかい状態が続きます。
このために骨盤に脚の付け根がはまっていないような、あるいはうまく歩けないようなグラグラした不安定さを訴える方が多くなります。何もしないままでいると骨盤がゆるんだ状態のままで定着し、骨盤が開いた状態が産後も持続することになってしまいます。これが産後のトラブルの大きな原因となるのです。
骨盤が開くというのは解剖学的にみると、恥骨結合や仙腸関節などがゆがんでいる状態です。このような形ですと、骨盤の下の部分が開いているために骨盤の中におさまっている子宮や腸などの内蔵が下垂しやすくなります。内臓の重みによりさらに骨盤は更に広がります。また、内蔵を支えるハンモックの役割をする骨盤低筋群も重みによりゆるくなっていくのです。骨盤のゆがみで下がった子宮が膀胱を圧迫すると尿漏れなどを引き起こしやすくし、次の出産において切迫早産のリスクにもなります。
ぺちゃんこ座りともいわれる女の子座り。正座を崩して、かかとの間におしりをおとして込んで座るスタイルです。この週間がある人はやめるようにしましょう。立っている姿勢よりも座っている姿勢のほうが骨盤や股関節に負担がかかることがあきらかになっています。
ヒールの高い靴を履くと背筋が伸びて、姿勢がよくなったように感じるかもしれません。しかし長時間履いていると、徐々に疲れを感じてきませんか?ハイヒールを履くとつま先に重心がかかります。このため、体のバランスをとろうと反り腰の姿勢になります。これが疲労感の原因にもなります。無理をしてこの習慣を長く続けていると骨盤が前傾になってきます。また腰椎にも負担がかかり、腰痛やすべり症を発症しやすくなります。
筋肉は冷えると反射的に硬直し、硬くなってしまいます。ですから、できるだけ冷やさないほうが良いといえます。冬場は特に足腰を温めるようにし、夏場はクーラーで冷えないようにひざ掛けなどを利用します。妊婦さんは腹帯などをつけて保温に努めるのもよいでしょう。
横浜アーク整体院の「骨盤矯正」は、痛みがなく良い状態に矯正されます。
横浜アーク整体院で骨盤を矯正すると…
筋肉や筋膜・椎間板・仙腸関節などの周囲の筋肉や筋膜・関節に不具合を起こし、腰の痛みが引き起こされます。
→筋肉や筋膜・椎間板・仙腸関節または内臓を調整することにより改善されます。
産後の膝の痛みの原因は膝に負担のかかる座り方、立ち方をすることがきっかけになります。
→筋肉と筋膜・関節の調整を行うことにより改善されます。
恥骨痛の原因は、内転筋の疲労がきっかけで起こります。
→筋肉と筋膜・恥骨の調整を行うことにより改善されます。
下半身太りは、骨盤と筋肉・筋膜の問題が大きく関連しています。
→骨盤をきちんと矯正すれば、解決されます。
以上のように横浜アーク整体院は、あなたの出産における悩みをサポートできる体制が整っています。またその他にも「おしりの痛み」や「尿漏れ」「首の痛み・頭痛」など骨盤のゆがみとも関係がありますのでお気軽にご相談ください。
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