※ 以下の声は、横浜アーク整体院で施術を受けた体験に基づく感想(口コミ・評価)です。
その効果や効能には個人差があり、症状の改善を100%保障するものではないことをご理解ください。
6ヶ月位
突然の動悸・血圧上昇・息苦しさ・食欲不振があり、体力が低下し家に閉じこもる日が続いていました。症状は軽くなったり、重かったり波がありました。
病院に行き、心電図・CT・血液検査・心エコー等でも異常なし。
症状の波はありますが、軽くなり食欲も出て、体力もつき外に出ていける様になりました。
大丈夫、大丈夫と落ち着きをもどす事が出来ます。
急にではないですが徐々に徐々に良くなります。
ストレスによる不調に悩んだ患者さんです。
元々は趣味でテニスやゴルフをしたりと比較的アクティブな方なのですが、一年ほど前にご主人を亡くされてから、体調のすぐれない日が続いているとのことでした。やはり、家族や友人、大切な方との別れは非常に辛く、悲しいものです。
ゆっくり悲しみと向き合えて、心の傷が少しでも修復できる様な時間がとれればまだいいのですが、なかなかそういう訳にはいかず、葬儀やお墓の準備、様々な手続きなどで悲しみに浸る余裕もなくあわただしく時間が過ぎていくなかで、段々と感じ始めた体調不良。
精神的なストレス(心労)に加え、身体の疲労、色々なストレスが積み重なることで限界をむかえ症状として表れたのでしょう。
人間の身体に備わっている自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があり、身体を動かしている時やストレスを感じるときには交感神経が働き、休んでいる時やリラックスしているときは副交感神経が働きます。
過度なストレスや長時間による緊張などで交感神経が過剰に働いたり、副交感神経の働きが弱くなったりして、二つの働きのバランスが崩れることで自律神経の乱れからくる様々な症状につながるのです。
1回目の問診時では、身体全体が緊張して膠着気味で呼吸も浅く、自律神経がかなり乱れた状態であることはすぐに分かりました。
この過度の緊張の原因が何からくるものなのか、横浜アーク整体院独自の検査をすると、精神的ストレスに加え、スマートフォンの電磁波によるストレスの反応もありました。
日中、手続き等の連絡や調べものをしたりと、どうしても以前より使用頻度が増えていたそうです。夜寝るときも不安な気持ちから、枕元に置いていないと不安だ。とのこと。
お気持ちは分かるのですが、それでは交感神経が休まる時が無く睡眠をとっても身体が回復しません。寝ているときに行うはずの脳の情報処理もおろそかになります。脳の誤作動による動悸や頭痛、不眠を引き起こすストレス要因になるのです。
脊柱のバランスを整え、精神的ストレスで働きが悪くなった内臓の調整と頭蓋骨の調整を行い、電磁波の影響の出ている脳を調整しました。スマートフォン等電子機器の使用頻度を極力へらし、就寝時は特に、近くに置かないと指導しました。
三回目の施術では、夜の眠りがずいぶんとれるようになったこと、気分の落ち込みがだいぶ減ったとの嬉しい声を頂きました。ふわふわするようなめまい感も8割はど良くなったとのこと。
身体を検査すると現在の精神的ストレスによって肝臓の働きが弱くなっていることが分かりました。自律神経がみだれると内臓の働きは悪くなってしまいます。精神的ストレスが原因で内臓機能の低下することがあるのです。
肝臓は内臓の中でも血液量が非常に多い臓器です。心臓から送り込まれた血液を元に活発に機能するため、自律神経が乱れ心拍が増えるとその分肝臓も過剰に働かされてしまいます。肝臓の機能には多くのエネルギーが使われるため、過剰に働き過ぎるとエネルギー不足となって機能が低下するのです。
肝臓が疲れた状態になると身体全体にエネルギーが不足し、回復に使うエネルギーさえも自ら蓄えるのが難しくなって回復しにくい身体になるのです。肝臓の機能を正常化、活性化させる調整を行いました。
6回目の施術では、めまいや動悸、不安感に関して日常ほとんど感じることがなくなったとのこと。ただ、以前より少し早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)が気になっているとの事でした。早速、身体を検査すると主訴にはなかったのですが、睡眠時の歯の喰いしばりがあり睡眠の質があまり良くない状態である事が分かりました。
以前歯医者にいった時に歯の状態から喰いしばりがあるのではないかと言われたことはあったそうですが、本人としては自覚症状はなくあまり気にしていませんでしたし、喰いしばりと睡眠の質が関係していることも知らなかったそうです。
喰いしばり・噛みしめ・歯ぎしり等は、人によって状態は異なりますが、どれも身体が緊張し、力んだ状態です。喰いしばったまま呼吸をすると身体の力みから呼吸は浅くなります。睡眠時に喰いしばりがあると身体が緊張状態のため、自律神経がみだれ途中で目が覚めたり(中途覚醒)朝早く目が覚めたり、朝起きてからの頭痛、吐き気、憂鬱感、寝ても疲れが取れないなどの症状にもつながります。首から頭蓋骨、顎関節の緊張をとれるように調整を行いました。
8回目の施術では気になっていた睡眠もしっかり眠れていて体調もとても良い状態がつづいているので、この状態が続いてくれたらいいのだけど、「また悪くなったらどうしよう」と無意識に考えて不安になってしまう事があるとのこと。
自律神経の乱れからくる症状は、ストレスが原因なので、改善していく過程でストレスが掛かってしまうと一時的であっても症状が戻ってしまうことがあります。辛い症状が改善していくことは嬉しい事なのですが、やはりまたあんな風に体調が悪くなったら、と不安に思う事が精神的ストレスとなることがあるのです。この日はこの不安、恐怖心に対して緊張が出ている骨盤から脊柱、頭蓋骨の調整を行いました。
13回目の施術の頃には、不安感や動悸もなく、夜はしっかりねれている、とても良い状態が続いていました。以前趣味で楽しんでいたテニスにも久しぶりに参加することができたととても喜んでいらっしゃって施術を担当する私もとても嬉しい気持ちになりました。
もともとアクティブな方で、健康に自信がありご自分が頑張り過ぎていることにもなかなか気付けないところがおありなので少し心配ではありましたので、季節の変り目ということもありストレスが多くなると体調を崩しやすくなるので、今は完璧に本調子という訳ではなく、「病み上がり」のような状態であると理解してくれぐれも無理をしないようにしましょうねとお声かけをいたしました。
症状も落ち着いて身体の状態も良くなってきたので少し施術頻度の間隔をあけての19回目の施術で、「昨日テニスにいったら、天気が良かったからか暑くて、少し両足がだるく感じた、少し休んだら落ち着いたが、少し不安な気持ちになった」とのこと。
日常的な会話のように聞こえますが、身体を検査するとそこには過去のトラウマが関係していることが分かりました。話を伺うと、去年体調がわるくなる以前に二回程熱中症になって倒れられたことがあり、とても怖い思いをした。とのこと。
その時のことを思い出しながら話をしている最中も身体全体がこわばったり、呼吸が浅くなったりと変化していくのが目に見えて分かりました。これは過去に経験した出来事がストレスとして脳に記憶されていて、思い出したことによって自律神経が乱れ、身体が反応しているのです。あまり知られていませんが、熱中症など身体に起こった不調がその後トラウマになり、熱さや湿気、息苦しさが極端に苦手になったりすることがあります。
そのような精神的ストレス、トラウマの治療を行う事で本当の改善につながてくるのです。この日は脊柱から後頭骨に対し施術を行い、精神的ストレス、トラウマに対して反応があった内臓と、頭蓋、脳の緊張を取れるよう施術を行いました。
自律神経の乱れによって身体の悪くなったところを施術しながら、精神的なストレスに対しての施術をおこなうことで、再発の予防にもつながります。
今では、無理のない程度で以前と同じようにテニスを楽しむまでに回復されています。ご主人を亡くされて辛い時期を過ごされましたが、ご自身も心労などのストレスから体調を悪くされて、今まで自分では気付かなかった疲労や頑張り過ぎがあったことに気付かれたようです。
「やっぱり何でもやり過ぎは、身体によくない。疲れが溜まっていないか身体の声を聞きながら、休み休みやらないとだめですね」という、ご自分の身体と自律神経を理解したことばを聞けたことがほんとうに嬉しく思います。
身体がよくなって症状が安定しても、定期的に身体を調整して良い状態にしストレスが掛かってもカバーできるように保つことが重要なのです。
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